第10回ちぐさ賞 市川莉⼦(ヴォーカル)に決定

第10回ちぐさ賞 市川莉⼦(ヴォーカル)に決定

第10回ちぐさ賞の最終選考が9月30日（土）横浜市中区の関内ホール（小ホール）で行われ、市川莉子（ヴォーカル／鎌倉市生まれ）
に決定しました。最終選考は5組が15分ずつ演奏する形式のライブ審査を実施しました。また、優秀賞（次点）は江澤茜（アルトサッ
クス）、審査員特別賞は菊池光太郎（ピアノ）が受賞しました。

審査委員長の小針俊郎氏は「高校生と思えぬ堂々たるステージ。持てる声を精一杯活かした。歌の基礎ができているので、これからジャズをしっかり学んでいけば、素晴らしい歌手に成長するだろう」と語っています。

市川莉⼦（ヴォーカル／いちかわりこ・2006年鎌倉市生まれ）

横浜市中区のバーバーバー音楽院の河原厚子先生に習っています。通い始めたきっかけは、母がジャズドラムを習っていて、上達
しないので、同じお金をかけるなら私がジャズボーカルを習った方が有効活用できると母に言われたことがきっかけでした。自分が歌うことで、いろいろな人との出会いやさまざまな体験ができて、以前は人見知りで引っ込み思案でしたが、人前で歌う機会が増えて、ステージで歌うことが楽しくなりました。今、高校2年生で、来年受験を控えていますが、ジャズはこれからも続けていきたいと思います。

受賞のコメント

受賞した瞬間はぼやっとしていて、違う人だと思って拍手してしまったほどビックリしました。ジャズはここ数年で聴くようになり、今はヴェロニカ・スウィフトさんが一番好きです。今は作曲や演奏などはしていないですが、将来的にはぜひやっていきたいですし、今後も学業と両立して全てに全力で臨みたいと思っています。趣味は映画鑑賞とひとりカラオケです。

ちぐさ賞概要

応募資格 個人での応募（グループ不可）、ジャズのボーカリスト・楽器奏者、年齢満35歳以下、国籍不問（外国籍の方は日本を主体に活動していること）

審査委員

小針 俊郎（審査委員長・日本ジャズ音楽協会理事長）、中村 誠一（サックス奏者）、市原ひかり（トランペット奏者）、筒井之隆（ジャズ喫茶ちぐさ理事）（名誉審査委員長の今田勝氏は体調不良で欠席でした）

決戦出場者

江澤茜（アルトサックス）、菊池冬真（ピアノ）、市川莉子（ヴォーカル）、菊池光太郎（ベース）、石澤佑樹（ピアノ）

アナログレコード制作・発売 2024春を予定します。

なお、こちらのライブ選考会は編集映像を後日Youtube「CHIGUSA Channel」にてご覧いただけます。

主催：　一般社団法人 ジャズ喫茶ちぐさ・吉田衛記念館

共催：　横浜市市民文化会館 関内ホール / 一般社団法人 横浜JAZZ協会

協賛：　キリンビール株式会社 / アサヒビール株式会社 / サッポロビール株式会社 / サントリーホールディングス株式会社 / キーコーヒー株式会社 / 秋田酒造株式会社 / 酔仙酒造株式会社 / 菊之露酒造株式会社 / 株式会社浜屋商店 / 株式会社横濱屋