「行きたくてもちょっと敷居が高い」とよく言われていますが、そんなことはありません。扉を開けたら独特な空間が広がっていますが、ご自由に空いている席にお座りください。ジャズ喫茶はお喋り厳禁と思われていますが、音楽を聴くのを邪魔しなければ会話も大丈夫。(でも、ジャズ喫茶は音楽を聴いていただく店ですので、ほかの方に気を配ってください。)
入店した順にレコードのリストブックが回ってきます。リクエストしてもしなくても自由です。ゆったり流れる時間と音楽をお楽しみください。昼は「ジャズ喫茶」、夜は「ジャズバー」として、
様々な表情で空間を味わっていただけるよう皆様をお待ちしております。
ジャズ喫茶ちぐさ/JAZZ CAFE CHIGUSA [12:00~18:00]
昔ながらのジャズ喫茶を踏襲したいと思う昼の「ちぐさタイム」ですが、この時代で成り立つのは難しい、だからこそそこに価値があり、音楽に浸れる時間を提供したいと思っています。リクエストがあれば、好きなアルバムの片面がかかります。
アナログバーちぐさ/ANALOG BAR CHIGUSA [18:00~22:00] *日曜日は20時まで
夕方からはお酒を楽しみながら音楽に浸る「アナログバーちぐさ(バータイム)」へと顔を変えます。バータイムは担当者にアレンジを任せていますので、ジャズ以外のジャンルもかかります。ジャズとの融合点を探りながら、アナログのレコードを聴く楽しさを提供しています。良い音楽を多くのお客様に楽しんでいただきたいと思っております。(リクエストは申し出で制となります。)
メニューも担当者に任せているので特別メニュー(ラム酒やコーヒーなどなど)があるのでお楽しみください。
また、月に数回、各種ライブやスペシャル企画が開催されます。
生ビール / Draft Beer
ウィスキー(ロック・水割り・ソーダ) / Whisky
サントリー角 / Suntory
Kaku・バランタインファイネスト/ Ballantine’ s Finest
フォアローゼス / Four Roses・ジャック・ダニエル / Jack
Daniel’ s
ジン / Gin
ウォッカ / Vodka
ラム / Rum
ワイン(赤 / 白) / Wine(Red /
White)
焼酎(芋 / 麦)/ Shochu( Potato / Barley)
日本酒 / Sake
コーヒー(ホット・アイス)/ Coffee(Hot or Ice)
紅茶(ホット・アイス)/ Tea(Hot or
Ice)
ジュース(オレンジ・グレープフルーツ・トマト)/ Juice(Orange, Grape fruits or Tomato)
コーラ /
Coke
ジンジャエール / Ginger Ale
※ その他、日替わりメニューもあります。/ etc…There is also a daily menu.
※ すべて税込価格。/ All prices
include tax.
※ ミュージックチャージはお一人300 円になります。/ The music charge is 300 yen per person.
3000 枚以上あるレコードからお聴きになりたいレコードをリクエストできます。(バータイムは状況により)
リクエストされる際は、リストブックの方に掲載されている番号をお知らせください
* 中には、米国盤・国内盤。欧州盤などのジャケット違いや、サイン入りの貴重な盤もございます。(お申し出あれば、ご覧いただけます)
* 近年のCD
のみ販売のレコードなど、所蔵していないレコードもありますことご了承ください。
* SP 盤やV
ディスク(戦時中の米軍慰問用レコード)などは、ちぐさがイベントに出張した際などのみ蓄音機にてお聴きいただけます。
創業者、故吉田 衛の意向を受け、高橋宏之氏(ビクター社のエンジニア)がちぐさに適した耐久性を追求して、設計された4 ウェイマルチアンプシステムです1970 年代当時市販されていたトランジスターや、コンデンサー、抵抗などで設計され、接続コードも耐久性を考えキャノンコネクター(2 ピン)が使われ、フロントパネルは「CHIGUSA」のエッチングがされた特注となっています。2010 年秋に、髙橋宏之氏の監修のもと、コンデンサーの入れ替えなどメンテナンスが川崎義博氏・西原 尚氏により行われました。
2012
年の店の再オープン後、ヴォリューム交換、ユニット(スピーカー)のオーバーホールをします。そして、平野政喜氏によりアンプ内のトランジスターやコネクター等交換をし、更に全面的な配線修正を行いました。残る不具合をトーンアームに見つけシェル一体型に改造するなど、多々のメンテナンス、修理を繰り返して現在に至っています。
当システムは普通のネットワークシステムでは味わえない、マルチアンプシステムにより真空管アンプ並みの豊かでスピード感ある音が、再生出来ていると自負しています。約50
年に近い昔の音をご堪能ください!
プリアンプPre Amp
フォノ入力はMM、MCの両方に対応。テープ入力はDINにも対応。このプリアンプはチャンネルディヴァイダーを内蔵、Hi、Mid- Hi、Mid-Lo、Lo
へと分けられた出力は耐久性を考慮し、すべてキャノンコネクターを使用しています。
メインアンプMain Amp
4台それぞれフィルターを内蔵し、各周波数帯域に対応している。当時はもちろん真空管アンプが使われていたが、より耐久性のあるトランジスターをいち早く導入した。出力38W×2が4台です。
スピーカーSpeaker
ツイーター | :EAS-5HH17G ナショナル FT90H フォステクス |
Mid-Hi | :YL-3500G エール音響 |
Mid-Lo | :YL-550N エール音響 |
ウーファー | :JBL-2220A JBL |
プレーヤー/ カートリッジPlayer/Cartridge
プレーヤー | :SP-25 ダイレクトドライブプレーヤー テクニックス |
トーンアーム | :UA-5045 ビクター シェル一体型に改造 |
カートリッジ | :M44G SHURE 交換針:JICOのN-44G-DJ |
ちぐさオーディオに協力して頂いた方々
●髙橋宏之氏 | 製作者。ビクター社のエンジニア、 のちディスコプラザ(中古レコード店)を経営。引退し隠居生活中。 |
●川崎義博氏 | サウンドアーティスト/サウンドデザイナー/ 日本サウンドスケープ協会常任理事。 |
●西原 尚 氏 | ヴィジュアル・アート/ パフォーミング・アート、アーチストとして活躍。 |
●平野政喜氏 | 多くのオーディオ・アンプを製作、オーディオ機器の助っ人的存在。 |
●田澤 昇 氏 | フリー・オーディオメンテナンス師。 |
●龍 尚史 氏 | 音響芸術、イベント企画の自営業 |
バッチやステッカー、コースターなどの様々なオリジナルグッズ、ちぐさレコードの商品を店内およびイベント出張時に販売しています。
● ステッカー ¥200 ●
缶バッチ(黄・白) ¥200 ● マッチ ¥200 ● コースター(紙) ¥200 ● コースター(プラ) ¥600
* 書籍「日本のジャズは横浜から始まった」(著者:瀬川昌久氏、柴田浩一氏) ¥1,000
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松本ロースターが焙煎ちぐさ用にブレンドした「ちぐさコーヒー(豆)」も限定販売しています。(100g 入り)